こんにちは!週末ファーマー(見習い)の私が、愛情込めて育てている家庭菜園。今年はナスとジャガイモの出来がいいぞ〜なんて喜んでいたのも束の間、招かれざる客が現れました。それは、見た目はとってもキュートな、てんとう虫そっくりのアイツ!最初は「お、てんとう虫さん、アブラムシ退治よろしく!」なんて暢気に構えていたのですが、数日経ってもアブラムシは減る気配なし。それどころか、ナスやジャガイモの葉っぱが、なんだかレース編みみたいにカスレてきているではありませんか!「これはおかしい…」と思い、葉っぱの上にいる「てんとう虫」をよーく観察してみると…あれ?なんか、ツヤがない?本物のてんとう虫ってもっとピカピカしてなかったっけ?そして、彼らが葉っぱをムシャムシャ食べている現場を目撃!ぎゃー!君たち、てんとう虫じゃなかったのね!?慌ててネットで検索。ヒットしたのは「テントウムシダマシ」。別名「ニジュウヤホシテントウ」。ナス科植物が大好物の、正真正銘の害虫でした…。ショック!かわいい見た目に完全に騙されていました。写真で見比べると、確かに本物のてんとう虫のような光沢がなく、マットな質感。細かい毛が生えているらしい。もっと早く気づくべきだった…。こうしちゃいられない!すぐに駆除作戦開始です。まずは地道に手で捕殺。軍手をはめて、見つけ次第プチッ…とはできず、ビニール袋にポイ。これが結構大変。数が多くてキリがない!次に試したのが、木酢液を薄めたスプレー。天然成分だし、野菜にも安心かなと。シュッシュッと葉全体に吹きかけました。効果は…うーん、少しは寄り付かなくなった気もするけど、完全ではないかな?最終手段として、野菜にも使えるタイプの殺虫剤を検討しましたが、食べるものなのでちょっと抵抗が…。結局、毎朝夕の見回り&手作業での捕殺と、木酢液スプレーの併用を根気強く続けることにしました。被害は最小限に抑えられたものの、油断は禁物。テントウムシダマシ、恐るべし!皆さんの家庭菜園にも、てんとう虫に似た虫がいたら、まずはよーく観察してみてくださいね!益虫か害虫か、見極めが肝心です。