ずっと悩んでいた賃貸マンションの収納問題。クローゼットはすでにパンパン、部屋の隅には物があふれかえっていました。そんな時、SNSで目にしたのが「可動棚DIY」というアイデア。壁に穴を開けるのは抵抗があったのですが、ディアウォールやラブリコといった賃貸でも設置可能なDIYパーツがあることを知り、これなら私にもできるかも!と思い切って挑戦してみることにしました。最初に考えたのは、リビングのデッドスペースになっている壁面を活用すること。ここに可動棚を設置すれば、本や雑貨、観葉植物などを飾れる、見せる収納スペースになるはず。まずは、ディアウォールを使って柱を立てることから始めました。ディアウォールは、天井と床に突っ張ることで柱を固定できる優れもの。これを使えば、壁に穴を開けることなく、簡単に柱を立てることができます。ホームセンターで2×4材を購入し、設置する場所に合わせた長さにカットしてもらいました。ディアウォールを取り付け、柱を立ててみると、想像以上にしっかりとした安定感がありました。次に、棚板と棚受け金具を選びます。棚板は、部屋の雰囲気に合わせてパイン材を選びました。棚受け金具は、可動棚にするために、ダボレールと棚ダボを使用することに。ダボレールは、柱に取り付ける細長い金属製のレールで、このレールに棚ダボを差し込んで棚板を支えます。ダボレールを取り付ける位置を決め、電動ドライバーでネジ止めしていきます。この時、水平器を使って、レールが水平になるように注意しました。左右のレールを取り付けたら、いよいよ棚板の設置です。棚板の奥行きに合わせて棚ダボをレールに差し込み、その上に棚板を乗せていきます。棚板の高さを自由に変えられるのが、可動棚の最大の魅力。収納する物に合わせて、棚板の位置を調整できるので、本当に便利です。実際にDIYを始めてみると、最初は戸惑うこともありました。ネジがなかなか真っ直ぐに入らなかったり、棚板がうまく水平にならなかったり…。でも、そんな時は、インターネットで調べたり、DIYの経験がある友人にアドバイスをもらったりしながら、なんとか乗り越えていきました。一番苦労したのは、棚板のカットです。ホームセンターでカットしてもらうことも考えましたが、自分でやってみたかったので、ノコギリを使って挑戦してみました。しかし、これがなかなか難しい!線が曲がってしまったり、切り口がガタガタになってしまったり…。最終的には、電動サンダーで丁寧に研磨して、なんとか見られるようになりました。可動棚が完成して、早速お気に入りの本や雑貨を飾ってみました。殺風景だった壁面が、一気にオシャレな空間に生まれ変わりました。収納力も大幅にアップし、床に散らかっていた物もすっきり。DIYに挑戦して本当に良かったと心から思いました。今回の可動棚DIYを通して、DIYの楽しさを改めて実感しました。自分で作り上げる達成感は何物にも代えがたいものです。賃貸だからと諦めていた収納問題も、DIYの力で解決することができました。もし、収納に悩んでいる賃貸暮らしの方がいたら、ぜひ可動棚DIYに挑戦してみてほしいです。ディアウォールやラブリコなどの便利なアイテムを活用すれば、壁に穴を開けることなく、簡単に理想の収納スペースを作ることができます。今回のDIYで学んだことは、事前の準備がいかに大切かということ。設計図をしっかりと描いたり、必要な材料や工具をリストアップしたりすることで、スムーズに作業を進めることができます。また、失敗を恐れずに、まずはやってみることが大切だと感じました。DIYは、創造性を掻き立て、生活を豊かにしてくれる素晴らしい趣味だと思います。これからも色々なDIYに挑戦して、自分らしい空間作りを楽しんでいきたいです。
可動棚DIYやってみた!賃貸マンションでも諦めない収納術
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